その4


私たちはエクスカリバーに戻ってバフェで食事!!安いだけあって、人気もあったよー。でもど
こもそんなに、並ばない。ここのローストビーフも、まずまず美味しい。
お手ごろな値段で、Pちゃんと「これで充分だよねー♪」と言い合っていたのだった。
アラジンのは、あまりにもリッパすぎたのだった。でも、たまにああいう豪華なのもいいけど。

やっぱり私たちは、力いっぱい食べた。「放題」に弱い。貧乏症な私たち。
私のほうが、食べないように見えると思うのだけど、いつもPちゃんよりも一皿多く食べていた
のは、私のほうです。

エクスカリバーのバフェは、とても広い。が、良く見てみると、同じものが並んでいるだ
けなのだった。
フリードリンクも嬉しい。私はチキンが好きみたい。チキンの料理は、どれも試してみたいのー
フライドチキンはどこもあんまり、美味しくない・・・やっぱローストビーフかな?
Pちゃんは、ローストビーフが好きだ。

アメリカ人はローストビーフが、皿にはみ出すくらい、大きいのをもらうの!!私は、ローストビ
ーフをもらう時、「スモーーールピース、プリーズ」と、かなり、強調し
て、スモールを連呼する・・・それでも、けっこう大きいのが、来るのーーー!

バフェのお約束は、ローストビーフと、ターキーと、ハムがあること。ローストビーフは、プライム
リブというのが、いいんだそうだ。係りの人が、立っていて、切り分けてくれる。
つい母心が出て、日本のすきっちょにも、食べさせてあげたいなあ・・・なんて思ってしまったよ
すきっちょは、まだ、七面鳥を食べたこと、ないんだもん。クリスマスには、売るだろうから、一
度は、買ってあげよう。



そして、私たちは、一度ホテルへ戻って、ちょっとおしゃれして、いざ、モンテカルロへ!
今夜はランスバートンのマジックショーがあるのだよーん。
中へ入ると、ちょっとしたバースタンドがあって、私はありがたく、ジントニックを飲んだ。
こういうショーの前に、カクテルを飲むの、やってみたかったんだーー♪



ランスバートンのショーは、いきなりビデオから始まった。
なぜか、子供と記念写真を撮る時、ランスバートンは、いつもハリボテ状態!!
いつも、いつも、いつも、同じポーズ!
私とPちゃんは、ウケた!あれじゃ、ハリボテ置いても変わんないよーー!ほんとに。
しかし、よーーーーーーく見てみると、手が・・・・・
・・・・というか、指が、ほんのすこーーーし、違っている。

それから、なぜか、ジェットコースターのレールに、手足を鎖で縛り、ジェットコースターが、一周
して、戻ってくるまでに、それがほどけるか・・という、意味もなく危険なコトを・・
もちろん、それを本人もわかったようで・・・
最後の足の鎖が解けず、間一髪で、逃げ延びた後、
「バカだった!オレはバカだった!!」と、繰り返す・・・というビデオ・・・・・
ほんとにおばかさんに、見えたのだった・・

いったいいつの写真なんだ!?

そして、やっとあらわれた、ほんもののランスバートン!それは・・・
老けていた!!
なんなんだー?あの看板の若さはーーーー??いつのなんだ?あの広告のカレは??

ぼそぼそっ・・・・・というしゃべりと、その間に繰り返す小さなマジックから始まった。
白いハトは良くしつけられていた。けっこうやっぱり、見ごたえがあるなあと思って、見ていたの
だった。ちょっとづつ、色んなマジックが、披露される。
いちばんわからないのは、人間が消えるマジック。どうしてもわからない・・・なぜ?
美女を抱き寄せたとたんに、ふっ・・・・・と消えて、マントだけを抱いている。
たくさんのアヒルが出てくるマジックも、わからなかったなあ。いきなりランスバートンが消えて
後ろのシャンデリアとともに、降りてきたり・・・ね。

そして、その間に出てきた、間つなぎクン。マックス。カレはコメディアン向き。
私とPちゃんは大笑いしたのだった!!カレには芸がない!!
ないけど、なんとも笑わせ方が上手!りんごを次々とほおばるシーンでは「もうオレはリンゴな
んか嫌いだあああああ!!」と言っては、笑わせてしまう。
(でも最後には、チェインソーや、ボウリングの球で、ひょいひょいジャグリング!!)

ランスバートンは、けっこう空席あり。10年たったら、マックスがメインで、ランスバートンが間
つなぎクンになっているかもーと言って、Pちゃんと笑ったのでした。


Pちゃん、そのポーズはいったい・・・?


ランスバートンは、MCがへたくそだと思う。お客さんがどこから来たか、聞いては「それはネイ
ティブの言葉で・・・」と同じジョークを使う・・・使いすぎてしらけている・・・
それでもやっぱりどうしてもからくりがわからない、マジックがあったりで、すごいなーってうなず
ける所もたくさんある。

そう思っているうちに、一番の見もの!!コルベットが1台、まるごと消えてしまうマジック!!
これがランスバートンのウリであーーーる!!
ところが
Pちゃんと私が座った席は、ちょっと前すぎたのかもしれない・・・・
マジックのからくりが見えてしまった!!
申し訳なさそうに「ねえ・・・・Pちゃん・・・今の・・・わかっちゃった」
と言う私に、Pちゃんはあっさりと「うん!動くの、見えたよね?」

マジックは最後まで、どんどん進み、車が宙に浮いたり、派手になっていく。
でも私のキョーレツな印象は、なぜか別のところにあった。
お客の女性が、酔っているのか、イロイロ叫ぶと、ランスバートンが嫌味を返した・・・とたん、
「何言ってるんだー!オレは夫だーーーー!!」と彼女のご主人が叫んだことだった。
オトコたるもの、自分の女房を守れないようでは、と思ったのだろう。

これは日本の男性にも、見習って欲しいよね。男の沽券・・・それは女性にとって実にやっかい
なシロモノ。ないのも困るし、ありすぎても、困っちゃう。
でも、いばるんなら、その根拠ってものが、なくちゃ、ね?



そして、私たちはカジノへ。コンサドーレの梶野選手じゃありませんよーー(誰が勘違いする?)
Pちゃんはブラックジャックをやりたいのだけど、私たちの泊まってるホテルは、掛け金が高い
ホテルでもらったクーポンは、となりのパリスホテルでも使えるので、さっそくお隣へ。
Pちゃんはやる気まんまん。
私は、Pちゃんに便乗して、たまにスロットルで遊びながら、Pちゃんのゲームを眺めて、優雅に
カクテルをすすって、カジノの雰囲気だけでも、満喫しようというもくろみ。



テーブルゲームだと、フリードリンクなのだ。でも、おねーちゃんにチップは渡してね?私たちは
$1くらい、渡していました。
パリスのディーラーはパフォーマンスがいい。Pちゃんの後ろで、カクテルを飲みながら、なんと
なくブラックジャックのルールがわかってきたような・・・

とっても雰囲気がいいのだ。大人の社交場ってかんじ。
でもね、前回のラスベガスは、「バグジー」の世界だったなあ
ドレスアップして、みんなステキだったんだけど、なんかこう・・・
今回は「街全体が、テーマパーク」になりすぎちゃった感じ。
それはそれで楽しいけど、少し寂しい。



こういうところに来たら、ドレスアップを楽しむのも、いいよね??
私は、普段、アクセサリーをつけるのがキライだけど、こういう場所では、つけます。

そして、夜はふけて、私たちは、ホテルに戻った。いや、その前に、あの、なつかしいなつかし
い、コンビニくずれに行ったのだった。Pシェルとの旅行で、何度も足を運んだ店。
フラミンゴの近くにあって、こぎれいになっていた。
私たちは、ビールを買って、またしても、私はこの店で、チーズ味のスナックを山のように買っ
た。レジのお兄ちゃんが、とても愛想が良かった。

ホテルの部屋で、ビールを飲む。かわりばんこにお風呂に入りながら・・・夜景を眺めて・・・
いいなあー・・・・Pちゃんが持ってきた、塗るバンテリンのような、薬はとても役に立った。行き
で、腕が筋肉痛になっていたから。それに、二人とも、毎日歩きまわって、足が疲れる。Pちゃ
んはもっとだろう。我慢強いなあ・・・



きのうの夜は、ちょっと寒かったので、毛布を2枚づつ、足してもらって、おやすみーーなのでし
た。またしても3時だーー。つくづく眠らない街だね、ラスベガス。



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