その7




朝はいつも眠たい。だって毎日夜更かししてるんだもん。
今日はいきなり、トロリーで、サーカスサーカスへ。しかし、トロリーの乗り場がわからない・・・・
チケットのウラとかに、ストップを明記すべきだーー。
Pちゃんと私はいらいらしながら随分探して、ものすごーくヘンなところにあった!なんであんな
ところに・・・・・?
トロリーはいろんなホテルめぐりができるのはいいけれど、ものすごく揺れるし、遅いので、長
時間乗っていると、具合が悪くなってしまう人もいるかも???あまり便利なものではないけれ
ど、話のタネに1度乗ってみるのは、いいかも?

面白かったのは、交代した女性の黒人の運転手!なぜかハイで一人でしゃべりまくる!!
「いくわよー?運転しまくるわよー!いい?レッツゴー!!」って感じ。
そんなわけで、トロリーはえらく時間がかかって、やっとやっと、私たちはサーカスサーカスに着
いた。ここは、とても庶民的なラスベガス。ファミリーでも楽しめるゾーンだと思う。




ストリップ中央は、テーマパーク化が激しいけれど、ここはまた雰囲気が違う。これはこれで、
私は好き。安心して楽しめる感じ♪
サーカスアクトが見たかったのだけど、カジノにひっかかってしまった。
実は私、ギャンブルって、できない人です。面白みが良くわからないらしい。
でも、ラスベガスだものね、雰囲気がいいので、少しだけ遊ぶの。


サーカスサーカスの入り口に立つPちゃん

ここのカンバンにある「HUGE」を「ハゲ」って読んでしまったワタクシ・・・・・
Pちゃんに大笑いされちゃいました。でかいマティーニが99セントだって言うから、探したのに、
今はもう、そのプライスはやってなかった。
スロットルが5セントから出来て、安いなあ。

Pちゃんはまたしても、ブラックジャックをやっていた。ここの女性ディーラーも、とてもいい感
じ。またしても私たちは、カクテルを飲んでしまった。いいのだ。ここはラスベガスなのだ。
ここのおねえちゃんは、サービスがいい。昼間から、ちょっとほろ酔いな私たち。

ギャンブルはできないけど、ポーカーゲームにはまってしまった。あ。これもギャンブルか。
5セントで気軽にできる。ちょっとだけ勝った。

サーカスアクトは、素晴らしく技術のたまものだった!無料とは思えない!綱渡り、男女ペアの
輪を使ったもの、どれもこれも、無料にしてはハイレベルすぎるううううーーーーー♪

  

サーカスサーカスは子供向けのゲームがあって、みんなそのゲームでとったぬいぐるみをたく
さん持って歩いている。サーカスサーカスはファミリー向けのホテル。子供が多い。
Pちゃんは、$1で、3回できる、ゲームをした。チキンのぬいぐるみを、ぽーんとトンカチを「使
って、シーソーみたいなので、放り投げる。中央でぐるぐる回っている、たくさんある鍋の、どれ
かに入ると、ぬいぐるみをもらえるの♪



Pちゃんが、1回だけ、私にやらせてくれたのだけど、これが1発必中!!ワレながら、すごい
と思った!もらったのは、ゾウアザラシのぬいぐるみ。灰色で、とぼけた表情が、妙にかわい
い!

そして、ランチはバフェへ。ちょっと並んだけど、安くてなかなかだったと思う。ここのローストビ
ーフは、ちょっと火を通しすぎ。スパゲティミートソースが美味しかった。なーんでもないメニュー
だけど、麺好きの私。麺に飢えていたのかも???
Pちゃんは、「アイスティーがない」と、わざわざティーバッグで、アイスティーを手作りしていたの
だけど、実はアイスティーはあった・・・・

今回の旅では、Pちゃんはとことんアイスティーにツキがないようだ。
でも、手作りのアイスティーは美味しかったよん♪
ここのバフェが最後になるので、二人とも、日本ではあまり食べないから・・とターキーを選んだ
りした。そうだねえ。クリスマスでも、あまり食べないもんねえー

私はおなかいっぱいなのに、チェリーパイを食べた。アメリカのチェリーパイって、妙に俗っぽ
い味がして、どこがチェリーなんだか、さっぱりわからなくて、それが好き。
時々、むしょうに食べたくなることがあるの。Pちゃんもおいしいと言ってくれた。
フライドチキンはここが一番美味しかった。しかし、どこのバフェでも、ブロッコリーやカリフラワ
ーが生なのはなぜ??
アメリカでは、普通、ああして、生で食べるのかな?なんかぼりぼりするんだけど・・・

それから私たちは、きのう中止になって、見られなかったバッカニアを見に、トレジャーアイラン
ドに向かうことになった、そこまで歩こうと・・・
事件はその時、起こった・・・・・・・路上である。

一人のみすぼらしい、おかしな小さなおやじさんが、「ニャムニャム・・ニャム・・」と言いながら
(英語でもなんでもなく、本当にそういいながら)
Pちゃんにすりよって来たのううううーーーー

見ると手には、水でっぽうのようなおもちゃみたいなモノを持っている。
ちっともひるむ事なく、Pちゃんは
「ニャムニャムって、なんなのさーーー!そんなことゆーんだったらねーー!私なんかねーー」
・・・と、持っていた袋をゴソゴソとやり始めた。何をするつもりなのかと見つめていると・・・・

取り出したのは、さっき私がゲームで取った、ゾウアザラシのぬいぐるみだったのだあ!!
それを、おじさんに向かって「どーだ!うりゃうりゃ
うりゃうりゃーーーー!」と、言
いながら押し付けている!

「Pちゃん・・あぶない・・・やめて・・・・」
そう思っていたのは私一人だったようだ・・・・
おじさんは「オ・・・オウ・・・・」とかなんとかモゴモゴ言いながら、すごすごと退散してしまったの
だ!!
恐るべし!Pちゃん!
恐るべし!ゾウあざらし!!
なんて無意味な戦いだったんだああ!!私はその場で、大爆笑!
(念のため。実話です)
これがその実物でちゅ。



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