その8

   

今日はいよいよ最後の日。グレッズウッド牧場へ。

。。。。と、思ったら朝からガンガン横殴りの雨!外へ出たとたんに
メガネも、カツラも、ちょびヒゲも吹っ飛ぶんじゃないかってほどの雨!!

でも、バスに乗って、牧場に着くころには、問題なし。やれやれ。
Pシェルは、バスの中で眠ってて、面白かった。
体がクラゲのように柔らかくなってしまって、通路に上半身がはみ出して
ゆあーん、ゆよーんと揺れている・・ぷぷ・・・・疲れているんだね。

起こそうと思ったけど、短い間だったし、たぶんすぐ元に戻ると思ったけど、
7−8分はこのままで寝ていた。
バスの乗客もみんな眠っていたので、この事は、ドライバーと私の秘密。

私は眠るまいと、景色を眺めていた。もったいないから・・・(小市民)
本当にここは大自然だなあ。
バスの窓からでも、いろんな鳥が多い。
川には、野生のペリカンもいた。
つるもたくさんいた。(だからつるじゃないってば)
羊やウシや、馬もいっぱいいた。

そこうしてるうちに、グレッズウッド牧場に到着!
まずは羊の毛刈りを見学。

     

羊のオスは生まれてしばらくたってから、まだ小さいうちに去勢するんだって。
羊は20分ー30分痛いだけで、あとはけろりと忘れてしまうらしい。
ほ・・・ほんとかしら?
去勢しないと、肉が硬くなるし、肉バエという恐ろしいハエが、羊のおしりに卵を産み付けると
羊が死んでしまうらしいのだ。
羊のしっぽには、しっぽを持ち上げる筋肉がないので、フケツになりやすいらしい。
それで、しっぽも切るし、去勢もするんだって。

羊は相当イヤそうに毛を刈られていた。でも、そこはプロ。
なんだか簡単そうに、ひょいひょい刈ってしまう。
いいかげんに刈ってるように見えるけれど、広げてみるとつながっている!!
た・・・・たいしたものだわー・・・

羊は臆病なので、目隠しされると動けなくなるんだって。毛を刈られたあと、
自分の毛で目隠しされて、あわれ羊は、こんなになって怯えてました(上の写真)

種類によっては、年2回は刈るらしいです。毛が長くなる種類は、放牧しておくと
雨を吸い込んで、その重さで、自分では立てなくなり、死んでしまうのだそうです。

後記☆ 北海道にある「ハイジ牧場」でも、毛刈りを見せているけれど、あれはひどい!
まったくの素人の、農家のおじさんがやるので、羊が暴れて、手がつけられないので
おじさんが羊をバリカンで殴る!羊は皮まで傷ついて血まみれ。グレッズウッドの爪の垢でも
飲ませてあげたいわ



次はシープドッグの登場です。すごい働きぶりに、ちょっと感動!!
4−5匹の犬の中から、2匹が出たんだけど、他の犬たちが
「えー?ボクはー?ボクの立場はー?」って、必死で訴えて吠えている。

  

2匹はいきいきと、働いていました。意地でも羊をまとめる!!という
意気込みを感じました。

  

そのうちの1匹は羊の背中を、ジャンプして渡ってしまいます。
羊は臆病だから、すぐに固まるんだけど、上手に誘導することもできる。
素晴らしい犬の働きに、拍手!です。

  

そして、ブーメラン投げをした。デモンストレーションのお兄ちゃんはさすがに上手!
私はいまいちうまくいかず・・・Pシェルはすごく上手!
ブーメランが戻りすぎて、大変だったけど(o^-^o)



もう少しこれで遊びたかったなあーと、思いつつ、今度は乗馬。

 

私は大きい馬から、小さい馬に変えられて、ちょっと不満。
馬はコースが決まったところを歩くようにしつけられているらしく
止まったり、曲がったりしてくれようとしない。
もっと好きに乗れる馬に乗りたいと思ったけど、$7の乗馬だものねー・・
でも、広いところで、トコトコ乗馬して、気分は晴れ晴れしました。
なぜかムツゴロウさんを思い出してしまった私でした。

広い柵の中には、エミューやカンガルーもいました。

  

ランチは石造りの大きな建物の中で。バーベキューでした。
ざぶとんのように、大きなステーキが美味しかった!
私はもっと食べたかったけど、みんなは持て余していました。
焼け具合が、これまたうまーっしゅ!
そこにあったワインもおいしかったけど、りんごジュースが(*^O^*)
あれは自家製なのかしら?もうもう・・・あれが欲しい。
デザートのアイスクリームも美味しかったよん。



ワイナリーでは、ワインの試飲。5−6種類試飲して、そのうちの2本を買って
見ました。すっごく安いのようー



グレッズウッドの持ち主の家の中を見学。古くて歴史のある家で、今も生活はしてるんだって。
昼間は一般に公開しているのだそう。

   

娘さんのお部屋はキュートでラブリーであった。・・・が、沼でお亡くなりに。
今もその部屋には、出るらしい・・・・

ドイツの大きなオルゴールがあった。世界に3つしかなかったうちのひとつで、
ドイツに「返してください」と、お願いされているけれど、ためらっている品だそう。
オルゴールは素晴らしい音色でした。
できればもっとゆっくり聞きたかったなあ。
そんなこんなで、もう帰る時間。最後にオウムに指を噛まれたのが
妙に印象的だった。






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