その13
2本目「あなたの征夫」

「送電線」である。このポイントは、征夫さんが、「港から3分でこのサンゴかあ♪」と
喜んだというポイントである。
それを聞いて私は船の上を走って喜んだ。(意味はない)

ラストが「わたしの征夫」だなんて!ああ、嬉しい。
誰がアンタのだっていったんだ〜〜〜?この大バカモノ〜〜〜〜>私。



やっぱり船を操縦できるのって、カッコいいな〜♪車じゃないんだよ?船だよ?


とりあえず、きっし〜のご結婚を祝って、ビールでカンパイである。
★もちろんカンはカラです。念のため。
  
きっし〜おめでとう♪ありり?鼻がさかさまだよう〜〜〜


コレ、カンが手で隠れちゃってて、いまいちだったね(^_^.)すんまそん。



期待でドキドキしながら、潜る。すごいサンゴだ!!
征夫さんの写真で、この風景をみたことがある!!そのまんまだ!

私はおもわず、きっし〜の手からスレートを奪い取り、
「この風景、征夫さんの写真で見た!!」と狂喜して書いてしまった!!
ああ・・・ああ・・・ああ・・・うれしい!!

 
ここで、征夫さんは何を感じながらシャッターを押しただろう?元気な海を喜びながら、嬉しさに満ちた撮影だったと
思う・・・・私も来ましたよー。私も、潜りました。そしてシャッターを押しましたよ♪



 
もちろん、憧れの征夫さんのようには、撮れるはずがない。でも、いいの。時をへだてて、今、私も
きっと征夫さんが思ったに違いないだろうこと・・・・この美しい海を、大事にしなきゃとあらためて思っています。


 
こんなにキレイなところが、港から3分だなんて征夫さんもびっくりだけど、私もびっくり!!
サンゴも魚も、イキイキと輝いています。生命に満ちあふれた海。

 
ウツボくんは眠そう。少しも攻撃性がなくて、ぬぼーーーーっとしていました。
ここはクリーニングステーションなのかな?エビが見えるよね?なんか大きなハタと、このウツボくんが、
場所の取り合いをしていたの。
ハタが「よけろよお〜〜」と、大きな体をぐいぐいと突っ込むと、ウツボが首を大きく曲げて、「いや〜〜
まだよけない〜〜〜〜!!」と、抵抗しまくって、いました。噛みもせずに。
キンギョハナダイの乱舞。このあたりで、私はもう、現実から遠ざかってしまった・・・・・
カメラをきっし〜に預けて、じっくりと心のシャッターに刻むことにしたのです。

 
ぼ〜〜〜〜っとする私。2連打。「征夫さんも、このキンギョハナダイの群れを見ただろうか?私と同じように、うっとり
したんだろうか?その時も、ハナダイはこんな風に踊ってくれたのかな?」そんなことを、ぼーーーーっと
考えながら、ただ、浮かんでいました。うっとり♪
私は、この時「ああ、他になんにもいらないな。ほんとになんにも欲しくない。今、この時だけでいい」と
思ってました。それが「満ち足りた」ということなんでしょうね。
征夫さん、あなたの愛した海は、私をも魅了してくれました。
この光景を、心に刻もう。目に焼き付けよう。いつまでも覚えていよう。
 
ダイビングの中のこういう時間を、大事にしたいと思うのです。日ごろはマンツーマンなどありえないので
できないことですが、きっし〜の「空気の読み」に感謝です。ぼーーーーっと眺めていたいときは、
適度にほっといてくれるし、説明が欲しければ、してくれる。ナイスガイドでした♪ありがとう!!


今回の旅では、これが最後のダイビングなのでした。
どんよりした空だったので、全部の画像が暗いけど、時期をえらべなかったので、
しかたないです。こんどはリベンジだあ〜〜(^O^)
天候には恵まれなかったけど、貸切ってある意味、ゴージャスだよね?


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